自然保護区でもある美しい塩田で、1000年以上も続く伝統製法により、機械を一切使わずに塩職人の手作業で作られたゲランドの塩。
ミネラルを豊富に含むため、旨味が強いのが特徴です。
また、一切手を加えない自然なままの状態なので、海藻などの有機成分を含み、少し灰色っぽい色をしています。
このセル・マリンは、グロ・セル(粗塩)を乾燥させて細かくした塩です。
粒子が小さく、水分が少ないために使いやすい形態です。
煮込み料理、肉・魚料理、サラダなど 全ての料理にお使いいただけます。
国際条約自然保護区指定 フランスブルターニュ半島南部産 天日結晶海塩 ゲランド 「セル・マリン」細粒塩10kg 塩は大きく分けて「化学精製されている塩」「岩塩」「海塩」の三種類に分類されます。
イオン交換膜製塩など化学精製されている塩は、精製されている分ミネラルはありませんが塩分濃度が高いのが特徴です。
岩塩は、地殻変動で海水の水分が蒸発し、結晶が地中で圧縮され濃縮たものです。
日本は岩塩層から外れているので岩塩は採取されていません。
46億年前に地球が誕生し、43億年前に海が誕生し、酸性の海水が地表のカルシウム・鉄・ナトリウムなどミネラルを溶かし、32億年前に生物が誕生しました。
その時の塩分濃度は0.8〜0.9%でした。
私達の体液の塩分濃度も羊水の成分も0.8〜0.9%であり、海水に非常によく似た成分です。
海にはすべての自然元素があり、母なる地球は海から生命を誕生させました。
沢山の生物が存在し自然の循環作用が行われ海は生きています。
多くの生命が宿る程にミネラルなど元素は豊富です。
料理ではミネラルなど元素は栄養であり、旨味でもあります。
栄養と旨味に良質の塩を使えば食材が蘇ります。
人間の体液に最も馴染みやすいのが、結晶化されて間もない新鮮な海塩です。
ゲランド海塩は、自然保護区など環境が汚染されていないキレイな海と1800ヘクタールの塩田で太陽と風の力で1100年以上前から塩職人“ル・パルディエ"の伝統的手法で7月〜9月の三カ月間だけ収穫されています。
自然なままの状態なので、ドナリエラという緑藻など海藻の有機成分も含むので見た目の色が純白ではなく、マグネシウム、カルシウム、カリウム、塩化ナトリウム以外のミネラル成分が豊富なので、旨味が強く豊かな風味が特徴です。
フランス国内をはじめ、世界中の料理人たちが「プロ仕様」の塩として使っていることから世界的に有名な塩です。
ゲランドは大きく分けて「フルール・ド・セル」「グロ・セル」「セル・マリン」の3種類あります。
フルール・ド・セル 塩田「オイエ」と呼ばれる採塩池で、濃くなった海水にふわりと最初に浮かぶ結晶を、丁寧にすくった塩を現地では“Fleur de sel”(フルール・ド・セル)フランス語で「塩の精華/精髄」と呼んでいる非常に希少な塩です。
生産効率が低く、希少な上に、世界各地から注文があるため、かなり高価で売られています。
通常1mm以上の大きさがあるので、料理にそのまま粒が残ることがあります。
グロ・セル 塩田を回る海水がじっくりと濃縮され、採塩池(オイエ)の底で結晶した海塩を手作業で収穫し、1〜2年寝かせて自然に水分を抜いた粗塩です。
1kgと10kgを販売しています。
セル・マリン 塩田を回る海水がじっくりと濃縮され、採塩池(オイエ)の底で結晶した海塩を手作業で収穫し、1〜2年寝かせて自然に水分を抜いたグロ・セルを、更に乾燥させて粒子を細かくした細粒・顆粒塩です。
容器入り細粒塩125g、細粒塩500g、顆粒塩1kg、細粒塩10kgを販売しています。
煮物、蒸物、漬物、スープなどには粗塩のグロ・セルをお使い下さい。
サラダ、塩揉み、炒め物には細粒塩のセル・マリンをお使い下さい。